海運3社はそろって中間営業赤字に転落 日本郵船の最終赤字は2318億円

 
日本郵船のロゴ(ロイター)

 定期コンテナ船事業の統合を発表した日本郵船、商船三井、川崎汽船の3社は31日、9月中間連結決算を発表、そろって営業赤字となった。通期業績予想も下方修正した。事業統合で生き残りを図る決断に至った厳しい経営環境を物語る。

 日本郵船の中間営業赤字は従来予想を上回る224億円となり、通期営業損益は従来予想のトントンから255億円の赤字へと下方修正した。一方、海運市況の低迷や船舶の減損処理により特別損失を計上したため、最終中間赤字は2318億円に転落。通期最終赤字は従来予想の1500億円から2450億円に下方修正した。売上高は中間期が22.5%減の9285億円、通期は1兆8650億円へと下方修正した。

 商船三井の9月中間連結決算は売上高が前年同期比21.1%減の7135億円、営業損益は20億円の赤字に転落するも、保有株売却などで276億円の特別利益を計上して最終利益160億円の黒字に転換した。通期予想も売上高は17.5%減、営業損益は150億円の赤字だが、最終利益は70億円の黒字転換を予想した。

 川崎汽船の9月中間連結決算は売上高が前年同期比26.5%減の4911億円、営業損益は264億円の赤字に転落し、最終損益も504億円の赤字となった。通期の損益予想は、営業損益が440億円の赤字、最終損益は940億円の赤字を見込む。