武田薬品が1兆円の事業買収交渉 バリアントの胃腸薬事業、米紙電子版

 

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は1日、武田薬品工業がカナダ製薬大手のバリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルと胃腸薬事業の買収交渉を進めていると報じた。

 買収総額は約100億ドル(約1兆400億円)に上るといい、数週間以内に合意する可能性があるとしている。

 バリアントは粉飾決算疑惑で経営が混乱し、財務体質も悪化していた。バリアントは1年半前に買収した胃腸薬事業を手掛ける米サリックス・ファーマシューティカルズを武田に売却すれば、債務の圧縮が可能になる。

 同紙は今年5月、武田が投資会社と共同でバリアントに買収を提案したが、拒否されたと報じていた。(共同)