韓国サムスン電子が持ち株会社制を検討へ 米ファンドの提案受け入れ
国際見本市に出展されたサムスン電子のブース。同社は大株主の要求を受け入れ、経営改革に着手する=10月26日、ソウル(AP)
韓国の電機大手サムスン電子は29日、持ち株会社の設立といった企業統治構造の改革を検討していると発表した。海外で株式の上場先を広げる可能性についても検討する。外部有識者に依頼した検討に最低半年かかるとしており、サムスンはその後に対応策を決める。
「物言う株主」として知られる米ファンドのエリオット・マネジメントはサムスンの企業統治構造が複雑とし、同社を持ち株会社と事業会社に分割し、事業会社を米ナスダック市場に上場することなどを提案していた。
サムスンはスマートフォン「ギャラクシーノート7」のバッテリー発火問題などに揺れている中で、株主の提案を真剣に検討する姿勢を示したとみられる。サムスンは「中立的な立場から最適な企業構造を検討する」としている。(共同)
関連記事