シェール由来のLNGが初輸入 中部電上越火力発電所に
米国産シェールガス由来の液化天然ガスを積載し、中部電力上越火力発電所に到着する船=6日午前、新潟県上越市
米国産シェールガス由来の液化天然ガス(LNG)を積載した船が6日、中部電力上越火力発電所(新潟県上越市)に到着した。中部電などによると、米国産シェールガス由来のLNG輸入は国内初とみられる。中東やオーストラリア中心だったLNGの調達地域が多様化することで、エネルギー資源の安定的な確保が期待される。
シェールガスは従来、採掘が難しかったが、米国では採掘技術の向上で産出量が増大。原油価格と連動した中東などの天然ガスに比べ割安となる可能性があり、火力発電の燃料費削減が見込まれる。
東京電力ホールディングス子会社と中部電の共同出資会社「JERA」が調達し、2018年1月までに最大約70万トンを同発電所に搬入する。
同発電所は、中部電が供給地域外に初めて建設した大規模発電所で、最大出力は計230万キロワット。
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