東芝、傘下「機械」株の9割売却 153億円調達、財務基盤を改善
東芝本社ビル=17日午後、東京都港区(本社チャーターヘリから、桐原正道撮影)
東芝は2日、上場グループ会社の東芝機械の株式を売却すると発表した。保有株式の9割に当たる3020万7000株を手放す。売却すれば約153億円になる。米原発事業の損失で危機的状況に陥った財務基盤の改善に充てる。
東芝機械は東京証券取引所1部上場で、工作機械を手掛けている。売却が完了すれば東芝の持ち分法適用会社から外れる。
東芝機械は同日、株価の下落を回避するため、最大3400万株、金額で172億円を上限に自社で取得すると発表した。3日の東証の立会外取引で買い受ける。
東芝は東芝機械の株式約3354万株(発行済み株式総数の20.1%)を保有している。
上場会社の株式は売りやすく、短期間で利益を上げやすいのが特徴で、東芝は上場グループ会社の株式保有の見直しを進めていた。今後も売却が進む可能性がある。
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