電機連合、ベア1000円で正式決定 スト回避の最低回答額

 

 ■スト回避の最低回答額を正式決定

 電機大手などの労働組合でつくる電機連合は13日の中央闘争委員会で、2017年春闘でストライキを回避する最低回答額を正式決定した。賃金水準を一律に引き上げるベアは月額1000円、一時金(賞与)は年間4.0カ月。経営側は15日、横並びで、ベア1000円を打ち出す見通しだ。

 野中孝泰中央執行委員長は「4年連続の賃金水準の引き上げが決まれば、過去の比ではない重みがある」と述べた。

 電機連合は今春闘で月額3000円以上のベアを統一要求に掲げたが、経営側は企業業績が減収、減益傾向だとして慎重な姿勢を崩さなかった。過去3年で実施した計6500円のベアも大きな負担になっていることなどから、前年を500円下回ることになった。