ダイキン、住宅向け事業を強化 20年までに米雇用3000人増
ダイキン工業は21日、米国事業の強化に向け、2020年までに米国での雇用を約3000人増やす方針を明らかにした。エアコン需要の堅調な伸びを見込み、得意とする省エネ技術を搭載した住宅用エアコンの売り上げ拡大を目指す。今年5月に米テキサス州で建設中の新工場を稼働させ、既存の工場を順次集約する。
新工場での生産増強やアフターサービスの需要増などを見込み、人員補充に踏み切る。
米国の従業員数は現在約1万2000人だが、20年までに約1万5000人へ増やす。
ダイキンは日本や中国、東南アジアでの販売は好調だが、世界最大の北米市場では米国メーカーなどがシェアを握り、攻略が課題だ。反転攻勢に向け、12年に米空調大手グッドマン・グローバルを約3000億円で買収するなど、積極的な投資を続けてきた。
ただ、トランプ米政権は米国内での雇用を重視する半面、環境規制の緩和を目指しているとされ、省エネ技術を使ったエアコン需要が十分に伸びない懸念もある。
広報担当者はさらなる投資に関しては「政権の動向を慎重に見極めていく必要がある」としている。
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