ソニーの定時株主総会が18日午前10時、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で始まった。今年の総会は、上場企業に対し有価証券報告書への記載が義務づけられた報酬1億円以上の役員の氏名や金額の個別開示が焦点となっている。ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長も対象となるのが確実で、自ら報酬を明らかにするのか、注目が集まり、多数の株主が出席した。
《冒頭、議長を務めるストリンガー会長兼社長が自ら、不慣れな日本語であいさつした》
ストリンガー氏「株主の皆様と直接お話できる貴重な機会です。ご出席ありがとうございます」
《その後、財務担当の大根田伸行副社長が2期連続での最終赤字となった2010年3月期連結決算の状況を説明。約10分にわたり、ストリンガー会長兼社長が壇上で今後の経営施策を英語で始める。同時に和訳がスライドで流れる》
ストリンガー氏「事業プロセスの最適化につとめ、事業構造改革は目に見える形で実現しつつあります。2009年度は営業黒字を達成し業績回復の手応えを感じている。今年度はすべての中核事業で利益を出せるようにする。ブランド力を強化し、さらなる成長、将来の収益源を創出するため、最も重要な施策として3次元(3D)をグループ全体の取り組みとして加速する。またグーグルと共同発表したインターネットテレビに大きな期待を寄せている」