小森常務「事故の収束に向けて、高濃度の汚染水処置が最大の課題だ。原子炉を冷やすための水が増え、汚染水も増えている。まずは、汚染水処理が大事だ。原子炉冷却も重要。処理水の装置は2種類の装置が動いており、8月中にもう1台が動く。今後も最大の努力を払うつもりだ。政府と東電の対策本部が一致し、国を挙げて努力をしている。これからも全力を尽くしていく」
《質問の機会を得ようと、大勢の株主が、両手を挙げたり、扇子を上げたりして挙手している》
男性株主「今日の総会はいつもの総会と全く違う。要するに取締役、監査役の選任と、もう一つは原発をどうするかということ。経営責任、社会的責任に対して、この方々が経営を続けていっていいのかどうか。それを株主の皆さんに問うてるわけです。原発の汚染が拡大している。それをどうするか。この方々に任せて大丈夫なのか」
勝俣恒久会長「事故の責任についてですが、これについては、一括回答でも申し上げましたとおり、私ども、これだけの事故を起こし、影響が大きいことに申し訳なく思っているところです。責任の取り方については、いかに原子力を安定させることが一点。もう一点は2100万キロワット減った電力をどうやって安定供給するか。さらに会社をどう存続させるか、これが三点目だ。賠償責任は、一刻も早く損害賠償をするため、原賠法のスキームを入れた。被害者救済を図り、企業も存続させるということで、16条を設定した」
《ヤジ、怒号が飛ぶ。武井優副社長が、早口で質問に回答していく》
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