東京電力の定時株主総会が28日、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京で行われた。午後4時9分に終了した総会は、9000人超の過去最多の株主が出席し、午前10時から約6時間のロングランとなった。原発事故や賠償問題、業績悪化による株価暴落などに批判が噴出し、怒号やヤジが飛び交う大荒れの展開。福島第1原発事故を受け、株主が提案していた原発撤退議案が否決される一方で、取締役選任など会社提案の議案はすべて可決された。
■記事
「広く社会に多大な迷惑」 東電会長、株主総会で原発事故を謝罪
南相馬市、脱原発提案に賛成 東電株主総会
「子供が被曝している」 怒号飛び交い解任動議も 東電に株主の批判相次ぐ
■株主総会ライブ
(1)「1日も早く危機克服」 合理化にも総力
(2)事故は「異常な天変地異」と弁明
(3)「会社分離論には言及できない」副社長
(4)「賠償は施しか!」 “天変地異”に厳しい追及
(5)「企業年金も合理化対象」 株主から「許せない」の声
(6)「海に漏れていない」汚染水処理や情報隠しで追求
(7)個別報酬は「開示必要なし」 返還は「個人の問題」
(8)「社長は退職後に福島で除染して!」
(9)立ち見に怒り、解任や休憩動議も…3時間超え、不穏なムード
(10)「あなた方では収束無理」取締役議案に異論噴出
(11)「福島に帰りたい」被災者株主が脱原発訴え
(12)原発事故で「株主も社員も絶望」
(13完)「もう一度起きたら個人で賠償」原発撤退否決で株主