《定款の一部変更を求める株主提案も出された。会社の事業を国際的規格のCSRに基づき運営すべきとする議案の趣旨説明が行われた》
株主「原発事業は国策といわれていますが、役員が政治団体に献金し、役員をやめたら献金しないというのは企業献金と同様です。だから国策なのかと、勘ぐりたくなります。原発の安全の宣伝にかかる費用は、200億~250億円と推定する人もいます。節電を要請せざるを得なくなった事態の責任は、原発を推進したことにあるのではないのでしょうか」
《続いて議事の経過や結果を正確に記録し、インターネットを通じて開示すべきとする議案の趣旨説明が行われた》
株主「(東京電力)福島第1原発の事故で東電は情報開示が遅れ、都合の悪いことは隠蔽(いんぺい)しました。これは東電だけの問題ではなく、関電を含む電力会社には、そういう体質があるのではないでしょうか。すべての内容を正確に開示してほしい。舞台の下手に男女2人が速記席で作業していますが、速記はどうなっているのか。なぜ、木で鼻をくくった議事録になるのですか」
森詳介会長「議案に即した発言をお願いします。質問の場ではないので」
株主「八木誠社長と大阪府の橋下徹知事が会談した際、議事録は翌日に公開されました。千年に一度の被害が出ている今、会社にとっても情報開示は必要です」