株主「使用済み核燃料を、国と電力会社は『運転しないから安全』と宣伝してきました。今回、それがうそだと分かりました。福島第1原発4号機は燃料プールを支える鉄骨が傾いているんです。東電も関電も安全を最優先にやってきてそれぞれ事故を起こました。株主をばかにしています。いい加減に責任を認めてください。原子力は電力の選択肢に入れてはならないのです」
《続いて、青森県六ケ所村の再処理工場に関する議案》
株主「六ケ所村がどれだけ危険かの理由を述べます。断層があり、大陸棚があり下北半島は地盤が非常に軟弱です。10万年の管理が必要なガラス固化体があるのです。壇上の人たちが平静にいられるのが不思議でなりません。真剣に考えているのですか。株主の皆さんも無知を恥じてください」
《最後の株主提案議案は「使用済みMOX燃料の具体的な計画が提示できるまで、プルサーマル計画を凍結する」というもの。趣旨説明が始まった》
株主「核のゴミは膨大になります。今回の事故で使用済み燃料は原発より恐ろしい、と分かってもらえたと思います。日本列島は活断層だらけです。関電は福井県に置きっぱなしにはしないということですが、ほかに受け入れる自治体はないのです。また、16世紀の若狭湾の大津波は、奥飛騨が震源地でした。チリの地震でさえ、津波は日本まで来ました。さきほど豊松常務が『徹底的に安全性を高める』と言いましたが、それはどこまでやるのですか」
《審議になって、他の株主が反論を始めた》