ソニーは26日、韓国サムスン電子とテレビ用液晶パネルの合弁事業を解消し、ソニーの持ち株全株を来年1月末までにサムスンに売却することで合意したと発表した。
日韓のトップメーカーが手を組んだ大型提携は8年で解消に追い込まれた。ソニーは今後、低価格のパネルを国内外から広く調達して赤字のテレビ事業を立て直す。
今回の売却で、サムスンはソニーに株式取得の対価として約1兆800億ウォン(約733億円)を支払い、両社の折半出資で2004年に設立した合弁会社「S-LCD」(韓国忠清南道)はサムスンの100%子会社になる。ソニーは引き続きサムスンからパネルを調達し、技術協力も続ける。
ソニーのテレビ事業は04年から7年連続赤字が続き、累積赤字は4843億円に達する。今期と来期も赤字の見込みで、抜本的な構造改革が急務となっていた。