――改良への豊田社長の反応は
「社長が問題にしていたのは、『コーナーリングが不安定で、アクセルが踏み込めない』ということだった。改良により、ハンドルを切ると、ピタッと決まるようになった。改良後に試乗した社長も『コーナーでも(アクセル)全開でいけるようになった』と、合格点をくれた」
――HVシステムの改善は
「先代モデルのHVは加速感がないなど、いい評価をもらえなかった。新型ではモーター制御で、加速性能を引き上げている。しかも、JC08モードでガソリン1リットル当たり18・2キロと従来モデルよりも40%の燃費改善を実現した。このクラスで最も燃費性能に優れる日産自動車の『フーガHV』を上回る水準だ」
――車内も広くなった
「GSは、トヨタブランドだった『アリスト』の流れをくむFR(後輪駆動)セダンだが、先代は室内空間の狭さが問題だった。新型は大人4人が高速道路でのロングドライブでも快適にすごせるように改良した。車高も30ミリあげ、圧迫感をなくした。ユーザー層は先代までは50歳代以上が中心だったが、新型では、40代の知的富裕層のユーザーを増やしたい」