エコカーに追い風になっているのは、補助金と減税だ。4月からは補助金が再開され、平成27年度燃費基準を満たすなどすれば普通車で10万円、軽自動車で7万円の補助金を交付。エコカー減税でも、これまで100%減税(免税)はEV、HVなどに限られていたが、新制度は基準を満たせば第3のエコカーなどガソリン車も対象になる。
車両価格が100万円程度と安い軽自動車の場合、補助金と合わせて中には10万円以上も得になる車種もあり、メリットは大きい。補助金、減税については車種などにより異なるため、各メーカーのホームページや販売スタッフに確認したい。
岩貞さんは「購入時だけでなく、軽自動車は普通車に比べて維持費も安く抑えられるメリットがある。その品質と経済性から軽自動車、コンパクト車志向は強まるだろう」と話す。