海外にある日本食レストランを見ても同じだ。日本人の経営と中国人の経営では、一般的に後者の方が人気である。なぜならば、日本人は職人肌で素材や細部にまでこだわって納得いく料理を出しているが、中国人は安く早くをモットーに味もそこそこのものを出す。人件費も日本人の方が高く、ほとんど現地化はしていない。
ここに日本のグローバル化の問題があるように感じる。いくら外国語をしゃべれるようになっても、教育制度の違いを克服しても、現地を理解しない海外進出は受け入れられない。グローバル化とは、このことをまずは念頭に入れないといけないだろう。
恵まれた自分たち
海外に出てみて、自分が日本人であることを再認識すると同時に、いかに自分が恵まれているかがわかった。自分というものさし、日本人のものさしは明らかに海外とは違い、ずれや差があった。しかし、それを海外に押し付けている日本も痛感した。それはグローバル化ではなくジャパニーズ化ではないか。それを理解しない限り日本は海外へ出ても受け入れられないだろう。
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