ソーシャルゲーム2強、開発会社との提携戦略を強化 陣営分け鮮明に (2/2ページ)

2012.4.25 05:00

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 一方のグリーは携帯電話向けゲーム開発の「エイチーム」と組み、協業第1弾として11年10月に人気グループが出演するゲーム「AKB48ステージファイター」の配信をスタート。累計登録者は200万人を超えた。

 提携先は家庭用ソフト会社にも広がっている。グリーは「レベルファイブ」(福岡市)と3月に包括提携し、人気サッカーゲーム「イナズマイレブン」シリーズなどを確保した。

 ゲーム開発会社は「2強」のいずれかの陣営に入れば一定の収益が見込め、開発もスムーズになるメリットがある。半面、陣営が劣勢になれば苦境に陥る懸念も抱えるだけに、陣営作りの先行きは不透明な面もある。(高木克聡)