牛丼大手、薄れる値引きの集客効果 11年度決算、2社が営業増益 (2/2ページ)

2012.5.10 05:00

企業の注目ニュース

 一方、松屋は「出店を加速し品ぞろえを強化するコンビニも競争相手」(緑川社長)とし、今期の営業利益は前期比9.0%減、最終利益も8.4%減と厳しく予想する。吉野家は「来期半ばまでは商品開発やサービスの向上、既存店の改装を最優先して次の成長に備える」(安部修仁社長)とし、各社とも値引き以外の増益戦略を練り始めているようだ。

                   ◇

 ■牛丼チェーン大手3社の2011年度連結決算

          売上高      営業利益     最終利益

 ゼンショーHD 4029( 8.7)210(18.9)30(▲35.2)

 吉野家HD   1658(▲3.2) 48(▲6.2)13(242.2)

 松屋フーズ    756( 7.7) 48( 3.8)21( ▲2.2)

 単位:億円、カッコ内は前期比増減率%、▲はマイナス。吉野家は2月期、ゼンショーと松屋フーズは3月期。HDはホールディングス