日産自動車・カルロス・ゴーン社長【拡大】
15日のトヨタ自動車を皮切りに、乗用車大手の株主総会が相次いで開催される。
前期は東日本大震災とタイ洪水を乗り越え、マツダ以外の大手7社は最終黒字を確保。不祥事や大きな懸案がない中、昨年、国内上場企業の最高額となる9億8200万円の役員報酬を得たカルロス・ゴーン社長率いる日産自動車など各社の役員報酬に注目が集まる。
日産の定時株主総会招集通知によると、同社が2011年度に取締役8人へ支払った報酬は前期比4.4%増の総額17億4900万円と他社を圧倒した。
だが実際には、半分以上がゴーン社長に支払われたとみられる。12年3月期の最終利益は乗用車大手トップの3414億円(前期比7.0%)と好調で、ゴーン社長の10億円突破も現実味を帯びてきている。
(次ページ)ゴーン社長1人分=トヨタ27人分の報酬