「他社さんは最近、データ通信の増大で基地局が故障し、総務省から行政指導を受けてますが、なぜかうちだけは呼び出しが来ていません。1回も受けなかった。総務省の人も不思議がってた。『ソフトバンクはなんか隠してないか』とか言われたが、その秘密は、基地局を買収後に10倍にしたからです。電波が届かないから増やす。それに加え、スマホの時代が来てデータ通信料が爆発的に増えて、情報量がさばけなくなるということで、先行してここ2、3年は基地局を増やしてきました。他社は電波がつながるからということで、基地局を増やしてこなかった。他社は事故を起こすほどの混雑に何度もなってしまった。
さらに、バイパス道路のために、公衆Wi-Fi(ワイファイ)スポットを増やしました。銀座でも渋谷でもワイファイだらけにしました。ドコモさんの社長はワイファイスポットはいらないんだと言うことで9500カ所ですが、うちは26万カ所。ドコモさんは2、3日前にワイファイスポットを増やすんだと方針を変えられました。バイパスする手段はワイファイスポットを増やすのが有効だということを経営陣が認識した。我々はそれに先行した。
モバイルインターネットの時代が来ると、スピードが重要です。他の2社に比べて、2、3倍の速度が出せるようになりました。それでも、ソフトバンクの電波は届かないと言われてましたが、唯一最大の解決策は、プラチナバンドを持つということで、我々は一切なかったんですが、今年の2月に認可をいただいた。来月7月25日から一般常識の4倍の速度で基地局を工事しています。日本中に広げていきます。何が良いのかというと、アイフォーンだと、今回のプラチナバンドで電波が届く範囲が3倍に増えるんです。届きにくい範囲が一気に解決です。今までの2・1ギガの電波は建物に跳ね返されてしまい届かない。プラチナバンドだとビルに回り込んで届くんです。電波に粘りが出てきて回り込んでいき、建物内にも届きやすくなる。ということで、ビル陰の中に届きます。地下鉄の入口にも届きやすくなる。郊外の山の森の陰にもはるかに届きやすくなる。これを使うためには、携帯端末にプラチナバンドのアンテナや受信するチップが必要。夏からの全機種に入っていきます。