《会場から大きな拍手がわき上がる》
平井社長「回答については指名委員会の小林取締役から、その後私から説明します」
小林陽太郎取締役会議長「私が指名委員会の議長を務めているので質問に答える。ストリンガー取締役と中鉢取締役がソニー業績の不振に大きな責任あったにも関わらず、再任されたのはなぜかという質問だと思う。ソニーの場合、2003年に取締役のガバナンスのあり方について委員会方式を採用する前に、経営の監督と執行の分離をしてきた。委員会方式になってから、監督と執行の分離がさらに明確になった。ストリンガーさんと中鉢さんは監督の部分、執行の部分を背負っている。執行の部分において、取締役会としても業績問題については重く受け止めている」
「平井体制が4月にスタートした。スピード問題においても、プラスに跳ね返っていると思う。指名委員会で面談したときに、一つは平井新体制に移行するにあたり、平井さんがいくつか全事業の中でも経験していない部分があった。それについては、ストリンガーさんが広範にやっていたことをベースに必要なアドバイスができる。中鉢さんについては、技術に豊富な経験持つ。会社に重要な渉外の分野でも効果的な役割を果たしている。新体制でも残ってもらうことが適切であると、指名委員会でも議論し、平井さんとも意見を交わして、今回の結論となった」