長野県の野辺山宇宙電波観測所に設置された直径45メートルの電波望遠鏡(国立天文台提供)【拡大】
世界規模で共同プロジェクトが進められている電波天文の重要性は高まっている。しかし東日本大震災後は、大規模災害時に最も有力な通信手段として、公共機関などで衛星携帯電話の需要も急増している。
アイサットフォン・プロは従来型の衛星携帯電話に比べて端末価格、利用料金とも数分の一で済むのが特徴。端末約150台を導入しサービス開始を待っている自治体もあるなど、電波干渉問題の早期解決を待ち望む声は多い。(芳賀由明)
【用語解説】電波望遠鏡 宇宙から地球に届く微弱な電波を解析して天体や恒星などを解析する「電波天文学」に欠かせない望遠鏡。通常はパラボラアンテナ形状の電波集積装置と、集めた電波を解析する受信システムで構成し、携帯電話より20桁以上も弱い電波を受信する感度が求められる。