ウナギ高騰で「土用の丑」どうなる? アナゴ代替や値下げ、商戦激化 (2/2ページ)

2012.7.10 05:00

 一方、西友は思い切った値下げで販売拡大を狙う。全国365店舗で販売している鹿児島県産で自主開発商品(PB)の「食の幸 うなぎ蒲焼」を3日から8月1日まで、1670円だった6月よりも280円安い1390円で販売する(北海道エリア9店舗は1470円を1250円に値下げ)。

 水産庁などによると、ウナギの稚魚であるシラスウナギの推定漁獲量は2010年から不漁が続き、11年は9.5トンと06年の約3分の1に減少。仕入れ値も高騰しており、築地市場の平均卸売価格は、10年の1.5倍以上だった昨年よりも6~7割上昇している。

 このため、食品スーパー大手のライフコーポレーションでは、より安価なウナギを安定的に仕入れるため、来年以降は米国産の輸入も検討するという。(西村利也)

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 ■ウナギ高騰による各社の対応

  社 名            対 応 内 容

 ◆吉野家  「鰻丼」を100円値上げし650円(並盛)で販売

 ◆すき家  「うな丼」を100円値上げし780円(並盛)で販売

 ◆ローソン 「鹿児島産うなぎ蒲焼重」にハーフサイズ(1490円)をメニューに追加

 ◆ファミリーマート ウナギと牛カルビの「太巻き寿司」(550円)など安価商品を追加

 ◆京王百貨店 「丑」を「牛」にひっかけて牛肉メニュー展開

 ◆イズミヤ  通常のウナギ商品に加え「穴子の蒲焼」(780円)販売を本格化

 ◆伊藤ハム  業務用商品に「豚バラ蒲焼」を新発売