一方、MSが年内に投入するタブレット「サーフェス」は、タッチパネル利用を前提とした次世代OS「ウィンドウズ8」を搭載。PC向けに開発したOSをタブレットでも利用できるようにし、ハードとOS両面の販売拡大を期待する。
グーグルのコンテンツサービスに対抗できる国内の有力候補とされるのが、ソニーだ。音楽や映画、ゲームなどグループで豊富なコンテンツを持つため。実際、ソニーは今月3日、定額制の音楽配信サービス「ミュージック・アンリミテッド」を国内で開始した。主要音楽会社から許諾を受けた1000万以上の楽曲を再生できるサービスで、PCやゲーム機だけでなく、タブレット端末やスマートフォン(高機能携帯電話)など多くの機器に対応する。今後もサービス内容を拡充してくるとみられるが、このサービスは他社製機器でも利用可能で、ソニー製タブレットの販売を押し上げる効果は期待薄だ。
富士通やNECのタブレットはそれぞれ、高速通信サービスやセキュリティー面の強化などを売り物としているが、販売はこれまで法人向けが中心。法人需要に強いMSが出てくれば、席巻されないとも限らない。