ブランド力不足
ソニーやNEC、富士通などはアップルに対抗し、昨年に相次いでタブレット端末を発売したが、MM総研の横田英明アナリストは「アップルと比べブランド力の不足は否めない」と指摘する。
さらに懸念されるのが、本格的なタブレット時代を迎えれば影響はPC市場にも及ぶ点だ。米調査会社ディスプレイサーチによると、モバイルPCの世界出荷台数は、2012年の3億4700万台から17年には8億900万台に成長、このうちタブレットが4億1600万台を占め、ノートPCを上回る見込みだ。
ただ、現時点で日本勢にタブレット端末での具体的な対抗策はみえてこない。MM総研の横田アナリストは「拡大する市場には可能性も眠っている」と挽回の余地はあるとした上で、「勝ち残るには差別化に力を入れることが重要だ」と話す。(山沢義徳)