加藤薫氏【拡大】
コンテンツの料金は、毎月の携帯電話の利用料金とともに請求する仕組み。クレジット情報登録が不要で、手軽に決済できるのが強みだ。加藤社長は「突然、米アマゾンみたいな品ぞろえはできないが、一歩一歩段階を踏んでいく」と述べ、サービスのさらなる拡大に意欲を示した。
また、3月に提供を開始した音声認識サービス「しゃべってコンシェル」の利用回数が1億1000万件を超えたことを明らかにした上で、しゃべってコンシェルでdマーケットを使えるように改良する考えを示した。
一方、株式公開買い付け(TOB)していたイタリアのコンテンツ配信関連会社、ボンジョルノについては「株式の約94%の購入に成功した」と明らかにした。今後、傘下の独コンテンツ配信会社、ネットモバイルととともに、欧州でのコンテンツ配信のプラットフォーム提供事業を本格的に展開する方針だ。
ドコモは2011年度に4000億円だった新規事業の売上高を15年度に1兆円に拡大する成長戦略を掲げている。加藤社長は「そのうち1000億~2000億円を海外事業で売り上げる」と述べるなど、海外事業の強化にも意欲を見せた。