袋入り即席 生麺食感バトル過熱 節約志向追い風、外食シェア食う? (2/2ページ)

2012.8.13 05:00

 袋入り即席麺は乾麺が主流で、チルド麺より賞味期間が長く、カップ麺より割安でかさばらない。日清食品の豊留昭浩取締役は「家庭での内食志向が高まる中で、即席麺の簡便性や保存性が見直された」という。同社は専門店からの顧客も奪おうと、最新設備の製造ラインの新設も進めている。

 乾麺を生麺に近づける技術革新で先行したのが、東洋水産の「マルちゃん正麺」(5食パック525円)。生麺をそのまま乾燥させる技術を開発し、麺本来のなめらかでコシのある食感を実現。昨年11月に「醤油」「味噌」「豚骨」の3品を発売し、今年6月までの約半年で1億食を出荷、100億円を売り上げた。

 6日には新商品の「塩」を投入。計4品で年間200億円の売り上げを目指す。日清食品の“参入”を受け、東洋水産は「市場は活性化するが、競争が激しくなる」と警戒する。

 一方、サンヨー食品も、切った麺に空気を送り込むことでほぐれが良く、生麺の質感を実現した新商品、「サッポロ一番 麺の力 中華そば 醤油味」「同ちゃんぽん」(いずれも5食パック525円)を9月10日に発売する。外食の味を家庭で手軽に楽しむことをコンセプトにし、「節約志向の追い風」(担当者)を期待する。

 日本即席食品工業協会によると、袋麺の国内市場は2010年まで3年連続で縮小傾向だったが、11年は前年比5%増の18億9500万食。今年は各社による新商品の増加で、「プラス成長が確実」(日清)とみられている。


ファミレス苦戦でもサイゼリヤ一人勝ち 圧倒的コスト競争力の秘密


産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!