久原さんはSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を使って行ったアンケートを基に、多くの若者が社会に問題意識を持っているにもかかわらず、知識がないことや意見を発信しても意味がないと考え、実際には意見を発信していないと指摘。SNSという新たな情報発信力を使い、自主的に意見を発信していくべきだと訴えた。
さらに久原さんは、審査員からの質疑で、「若者が知識を得たり、意見を発信できたりするプラットホームを作りたい」と将来の夢を語った。
2人目の早稲田大学の早瀬翔さんは「震災の『真実』伝えたYouTube~既存メディアの限界超える~」という記事を書いた。
早瀬さんは、YouTubeは原発の爆発シーンや津波に流される人や車の映像を伝え、既存メディアが報じない「真実」があると主張。震災を忘れないためにも、こうした「真実」を伝えることが大切だと指摘した。さらに誰もが真実の情報の担い手、ジャーナリストになれると訴えると同時に、情報の受け手には、真実の情報を見抜く力が必要だと結論づけた。質疑では、「見抜く力を身につけるにはどうすればいいのかまで踏み込んでほしかった」との注文がつき、「これからのテーマにしていきたい」と答えた。
3人目は「SNS普及で情報加速化~時代の流れつかみ、『ソー活』で急成長」という記事を書いた上智大学の高橋輝さん。高橋さんは、SNSを使った「ソー活」で急成長する企業を紹介する記事から踏み込み、広告や宣伝などの情報の危うさを紹介。「情報という言葉の意味についてもう一度考えなければいけない」と問いかけ、「真実は一つではない。自分だけの正解がある」と訴えた。