--MRJの採算ラインは350~400機だ
「今後、受注は1000機を軽く超えると考えている。ライバル社に比べて燃費性能に優れているからだ。客席数100機前後の小型ジェット旅客機は今後20年間で世界で5000機の需要が見込まれているが、その中で1000機では物足りない」
--ライバルも燃費など性能向上に躍起だ
「ブラジルのエンブラエルは最新型エンジンを採用した新型機で燃費向上に取り組み、カナダのボンバルディアは座席数100席以上の大型機種を開発する。気になるのはエンブラエルの動向だが、市場に出てくるのはずっと先。MRJは優位性を保てる。絶対に成功させる」(今井裕治)
【プロフィル】江川豪雄
えがわ・ひでお 東大法卒。1967年三菱重工業入社。2002年取締役、05年常務、07年副社長。09年4月から現職。静岡県出身。