ホンダの「フィットEV」【拡大】
電機メーカーは、電池以外の電子部品にも力を入れる。HV、EVのモーターへ高電圧や大電流を安定供給する基幹部品「フィルムキャパシタ」で世界シェア85%のパナソニックは、今月から太陽光発電パワーコンディショナー向けのフィルムキャパシタの量産も始めた。
三菱電機も昨年から、これまではカスタム対応だけだったパワー半導体のHV、EV向けモジュールの一般販売を始めた。
自動車メーカーがHV、EV用の部品調達を系列外に広げていることで、電機メーカーの商機は広がる。
しかし、円高ウォン安を背景に、薄型テレビなどで日本勢を駆逐したサムスン、LGグループの韓国勢が、ここでも立ちはだかる。
韓国勢はリチウムイオン電池全体の世界シェアで昨年日本勢を逆転し、差を広げている。日本勢は、本業の家電製品に続く連敗を阻止するための商品力強化が求められている。(古川有希)