吉野家ホールディングスの「吉野家」は「牛焼肉丼」を発売=東京都千代田区【拡大】
吉野家が先月13日に発売した「牛焼肉丼」も、丼ものでは牛丼(380円)や牛鍋丼(280円)を上回る。発売に先だって会見した門脇純孝専務は「(牛丼の)ディスカウントはせずに新商品を投入する方へと考え方が変っている」と戦略の転換を強調する。
2大チェーンが相次いで高付加価値路線を志向する背景には、ここ2、3年続いた牛丼の値引きによる集客効果が薄れてきたことがある。値引きに慣れた消費者が新鮮味を感じにくくなっているためだ。
牛丼の期間限定値引きキャンペーンを積極的に展開してきたすき家は、昨年9月から今年9月まで13カ月連続で既存店売上高の前年割れが続く。
2月に牛丼の値引きキャンペーンに代わる誘客策として牛丼以外の3商品を交代で値引きする新たなキャンペーンを打ち出したものの、効果は限定的で6月1日で打ち切っていた。