日産自動車の小型セダン「ラティオ」を説明する商品企画室の都築邦康チーフ・プロダクト・スペシャリスト【拡大】
--生産は小型車「マーチ」に続いてタイで行う
「マーチとラティオは同じプラットホーム(車台)を使っており効率化がはかれる。現地での部品調達率も金額ベースで9割強を占める。その結果、8年ぶりの全面改良で燃費や室内空間を大幅に向上させたにもかかわらず、価格(138万8100~169万8900円)はほぼ据え置きとなった。マーチでタイ生産のノウハウを学んだので、(生産品質に)問題はない。マーチは国内に輸入された後、追浜工場(神奈川県横須賀市)で再度検査を行っているが、ラティオも同様の“ダブルチェック”を行う」
--ラティオは150カ国以上で販売される世界戦略車でもある
「メキシコ、中国、インド、タイの4カ所に戦略的に配置することで高品質と高効率を両立させ、これまでに世界で約50万台を販売している。ラティオの現在の最大市場は中国で、中国名は『サニー』だが、月間約1万台を販売する。価格の割に見栄えがいいので、エントリーモデルとしての人気が高い。また米国では月間8000台ほどを販売し、中米が2大市場。以下メキシコ、ブラジル、タイでも需要が多い」