ソニーなど電機各社、家庭用プロジェクター新機軸 先行エプソンに対抗 (2/2ページ)

2012.10.17 05:00

セイコーエプソンが発売する家庭向けプロジェクターの最上位機種「EH-TW8100W」

セイコーエプソンが発売する家庭向けプロジェクターの最上位機種「EH-TW8100W」【拡大】

 映画館を上回るような迫力ある映像が楽しめる4Kと、3Dに対応したタイプに力を入れるのがJVCケンウッドだ。11月下旬に発売する「DLA-X55R」は価格が63万円と、ソニーが発売する4Kタイプのプロジェクターよりも30~40%割安の「廉価版」とした。月間販売台数は世界で2000台、そのうち国内で200台を見込んでいる。

 調査会社の富士キメラ総研の予測では、家庭用プロジェクターの12年度の国内需要は前年度比約7%増の1万7800台に伸びる見通し。成長する市場でシェア7割の確保を目指すのが、12年度に1万2500台を販売したセイコーエプソンだ。

 17日以降、3D対応の新製品5機種を順次発売。19万~32万円の上位4機種は新たな3D眼鏡の採用などで映像の明るさを現行型より最大15%高めた。さらに9万円の廉価版も投入し価格面での訴求力も強め、高機能を売りに攻勢をかけるソニーやJVCケンウッドを迎え撃つ構えだ。(今井裕治)