暖冬による売り上げ不振の懸念から、大手百貨店はコートより、小物や暖か素材の衣料を全面に打ち出している=都内の大手百貨店【拡大】
消費の低迷が止まらない。22日に出そろった9月のスーパー、コンビニエンスストア、百貨店の全国売上高は前年同月比で軒並みマイナスとなった。景気の先行き不透明感に加え、中国の反日デモも影響して消費マインドは冷え込むばかり。気象庁による暖冬予測で冬物商材の苦戦が予想されるほか、中国人観光客も減少の一途と、不振が慢性化しそうな状況だ。
日本チェーンストア協会が発表した9月の全国スーパー売上高(既存店ベース)は前年同月比2.0%減の9665億円と7カ月連続のマイナス。残暑で秋冬ものの商材が不振だったことと、東日本大震災後に急伸したコンビニに客足を奪われたためだが、そのコンビニも失速感が目立つ。
日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニ10社の9月の売上高(同)は、同1.6%減の6933億円と4カ月連続のマイナス。9月の全国百貨店売上高(同)も、0.2%減の4338億円と5カ月連続のマイナスだった。