KDDIは24日、米アップルが23日(米国時間)に発表した小型タブレット型端末「iPad(アイパッド)ミニ」と9・7インチディスプレー搭載の「iPad」を11月初旬にも国内販売すると発表した。
アイパッドミニは、すでにアイパッドを販売しているソフトバンクも取り扱うため、両社はスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」に続き、日本市場で激しい販売競争を展開することになりそうだ。
アイパッドミニは7.9インチディスプレーを搭載し既存のアイパッドよりひと回り小さくなった。23%薄くなり53%軽くなるなど小型軽量化を実現。片手でも長時間持ちながら利用できるようになった。
公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」と3G(第三世代携帯電話)版がある。KDDIは「アイフォーン5」で提供している高速データ通信サービス「LTE」をアイパッドとアイパッドミニの3G版でも提供する。
料金プランは未定だが、米国では端末価格が2万8000円程度からと発表されている。