新製品の最高級ラインは、超軽量ノートパソコン「ASUS TAICHI(エイスース タイチ)」(1299~1599ドル)。天板の外側にもパネルがあるのが最大の特徴で、天板を開けばノートとして、閉じればタブレット端末のように使える。両画面を同時に使うこともできるという。
シー会長は発表会で、「タイチはあなたにとって実に完璧な仲間となる」と強調した。日本では11月中、12万~13万円程度で発売する見通しだ。
中国のレノボや米ヒューレット・パッカード、デルなど世界の大手パソコンメーカーは、台湾などの受託製造会社(EMS)に生産を委託することなどでコストの引き下げに成功し、競争力を高める。エイスースの新商品の発表は、「ノートとタブレットの融合」という戦略の方向性を示した形だ。
勢力図どう変わる
ノート型パソコンを生み出した日本勢も負けてはいない。パソコンで国内首位のNECパーソナルコンピュータの高塚栄社長は「社会現象となったマイクロソフトのOS『ウィンドウズ95』以来、17年ぶりの大きな革命が起きる」と述べ、パソコンOSの“最終兵器”である「8」への期待を高ぶらせる。