JR新型車両、高速化へ着々と準備 「L0系」と「スーパーこまち」公開 (1/2ページ)

2012.11.23 08:00

初公開されたJR東海の超電導リニアの新型車両

初公開されたJR東海の超電導リニアの新型車両【拡大】

 JR東海は22日、営業運転を想定したリニアモーターカーの新型車両を初めて公開した。現在工事中の延伸区間が完成する2013年末から走行試験を始める予定。同日にはJR東日本も、来年3月から秋田新幹線の営業運転に使う「スーパーこまち」を公開。2社の新型車両が相次ぎお目見えした。両社ともドル箱といえる高速鉄道のさらなる「高速化」に向けて、着々と準備を進める。

 JR東海は山梨リニア実験線車両基地(山梨県都留市)で、超電導リニアの新型車両「L0系」の車体搬入作業を行った。車両は東海道新幹線「N700系」のデザインを踏襲したが、最高時速500キロを出すために空気抵抗を減らそうと先頭車両(全長28メートル)の鼻先が15メートルと長い。

 納入された車両は、実際の営業運転で使う第1世代に当たる。遠藤泰和・山梨実験センター所長は「L0系はこれまでの実験ノウハウが詰まっている。今後安全面など最終検証を行っていく」と語った。

東京-名古屋間を最短40分で結ぶ“夢の超特急”

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。