「iPadmini」を手にするタレントの重盛さと美さん(右)と第4世代iPadを手にするKDDIの田中孝司社長【拡大】
一方、新規契約から解約を差し引いた携帯電話の純増数では、ソフトバンクに及ばなかった。その要因の一つに「iPadの扱いがないこと」が挙げられてきた。
田中社長は「iPadの投入で、お客さまが利用シーンに合わせて端末を選べるマルチデバイス環境が整った」と初参入の手ごたえを感じた様子。広がるタブレット市場については、「来年はタブレットの年。使い方、楽しみ方を提案し、タブレット市場を伸ばす。定額でアプリが使い放題になるiOS版『スマートパス』の強化や、定額で映画やドラマが見放題になる『ビデオパス』の導入を進め、タブレット端末に適したサービスを強化していく」と宣言した。