主な家庭用ゲーム機の特徴【拡大】
一方で、ソーシャルゲームは着実に普及している。
ゲーム雑誌出版のエンターブレイン(東京)によると、昨年の家庭用ゲーム機向けソフトの日本国内市場規模は、前年比約14%減の2746億円と5年連続の減少。半面、スマホ向けなどのソフト市場は、会員制交流サイト関連だけで同比約89%増の2117億円と躍進した。
SCEは10月にスマホなどにゲームを配信するサービスを開始。任天堂は「スマホなどではできない娯楽づくり」を強調するが、スマホ向けと一線を画す経営方針が限界を迎える日は近づいている。(板東和正)