ソニー、海外に部品調達機能を一部移管 電機大手でコスト削減加速か (2/3ページ)

2012.12.13 07:30

  • 東京・港区のソニー本社ビル

 具体的には、デジタルカメラなどを生産するタイの工場に13年1月に機能を移管する。デジカメなどを手掛ける中国の2拠点と、テレビの組み立てなどを行うマレーシアの工場には10月までに移管を終えた。これに伴って計50人程度を現地に異動させ、本社のスリム化も進める。

 ソニーは09年に調達本部を設置し、08年に2500社程度あった調達先を1300社に絞り込み、10年には1000社程度に削減するなど調達の効率化に取り組んできた。

 今後は調達面の改革とともに、LSI(大規模集積回路)や電源といった中核部品の共通化をグループ内で進め、部品点数の削減や開発の迅速化、商品力の向上につなげる方針だ。

 電機大手では、パナソニックが部品や原材料の調達機能を12年4月に本社からシンガポールに移転。日立製作所も4月に中国・アジアでの調達統括機能を北京に移した。東芝は12年度の海外での調達比率を前年度比6ポイント増の70%に高める計画だ。

韓国や台湾メーカーに対抗

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