ゲームに参加するには、景品の贈り先を含む簡単な会員登録をした後、専用の仮想通貨NP(ネッチポイント)を購入する。1プレー1000NP(100円)。インターネット経由のため、24時間日本中どこからでもゲームを楽しむことができるのが特徴だ。
平島社長は「開発の初期段階で、パソコンやスマホを使ったコントローラーで操作した際、実際のクレーンゲーム機の動きとの間にタイムラグが見つかったので、それを改善するのに時間と労力を費やした」と振り返る。
クレーンゲーム機は、東京・台場の倉庫スペースに14台設置しているが、来年には埼玉に拠点を設け、1年後に500台体勢に拡大する計画だ。2、3年以内に10万人のユーザー登録数獲得と、50億円の売り上げを目指している。
「ネッチ」はすでに韓国のゲーム大手から引き合いが来ているといい、技術・システムの供与契約の早期締結を目指す。