日立製作所の中西宏明社長【拡大】
日立製作所の中西宏明社長は25日、フジサンケイビジネスアイなどの取材に応じ、2014年1月の三菱重工業との火力発電事業統合後、同事業での米ゼネラル・エレクトリック(GE)との提携を解消する方針を明らかにした。
日立は中核設備の大型ガスタービンをGEから調達しているが、事業統合後は対抗できるガスタービンを三菱重工から調達することになるためだ。
中西社長は「火力発電事業の統合まではGEからの調達を続ける」としながらも、「GEとは、統合後は(協業が)解消になるという方向で話し合いが進んでいる」と述べた。
一方、GEと合弁会社を設けている原子力発電事業については「そのまま継続する。当社の原発はGEの技術が基となっており、次世代炉の共同開発などの面でも関係は必須」と語り、GEとの合弁会社継続を強調。そのうえで「三菱重工とも何ができるかを話し合う」とし、機能ごとの再編を進める考えがあることを示唆した。