一方、東芝は6日(同7日)、フルハイビジョンの約4倍の解像度を持つ「4K」対応のテレビの拡充を発表。55型で発売済みだが、今春以降発売する58型と65型で1インチ当たり1万円以下と他社の半分以下の価格を目指し、84型も投入する。58インチ以上で4Kの構成比を13年度の約40%から、15年度に約90%へ高めるとしている。
電機各社はテレビ事業を縮小し、高付加価値路線にかじを切っており、東芝も4Kに注力する考えだ。ただ、価格の高さが普及のネックとなっている。
CESは11日まで開催され、日本や米国、韓国などの3000社以上が参加し、約15万人が来場する見通し。日本からソニーやシャープなども出展する。(米ラスベガス 米沢文)