スマホでは世界シェアトップのサムスンだけでなく、中国や台湾勢の台頭も目立つ。中国ファーウェイは、CESで6.1型の大画面スマホを発表。ブースには入れ代わり立ち代わり見学者が訪れている。
これに対し日本勢もスマホに力を入れる。ソニーはテレビやスピーカーに近づけるとスマホに記憶した動画や音楽を再生できる新機種を発表。平井一夫社長は「飛躍的に販売台数を伸ばす」と意気込む。
ただ、日本勢の劣勢は否めない。米調査会社IDCによると、昨年7~9月の世界シェアはサムスンが31.3%でトップ。2位が米アップルの14.6%と2強が市場の半分近くを占める。3位はソニーの4.7%だが、4位のHTC(台湾)、5位のZTE(中国)に激しく追い上げられる構図だ。