国内CATV最大手のジュピターテレコム(JCOM)は今秋にも、大株主のKDDI(au)が開発したケーブルテレビ用受信機「スマートTVボックス」を発売することが18日、分かった。
JCOMは自社開発した次世代受信機を今夏に投入するため、これまでKDDI製受信機の採用には慎重だった。だが、同社は10月にもKDDI子会社でCATV業界2位のジャパンケーブルネット(JCN)と合併する。このため2つの受信機を手がけても、経営統合後は顧客の要望に応じて販売のすみ分けが可能になると判断した。
スマートTVボックスは、米グーグルのスマートフォン(高機能携帯電話)用基本ソフト「アンドロイド」を搭載したCATV加入者向けの受信機。家庭のテレビに接続すれば、テレビ放送のほかインターネット接続やスマホ用コンテンツ(情報の内容)を視聴できる。ネット加入が必要なためテレビ視聴のみの加入者には割高になるが、KDDIは昨年11月からCATV事業者向けに採用を呼びかけており、JCNが採用した。