アニメ「エヴァンゲリオン」の人気キャラクター、アスカが乗るEVA弐号機をイメージした特別モデルの「Q10」(右)=横浜市で開催されたデジカメ展示会「CP+」【拡大】
各社は「ミラーレスなど高価格帯の商品構成へのシフトを加速する」(オリンパスの笹宏行社長)と、脱小型デジカメ路線を打ち出す動きが広がっており、販売競争の激化は避けられない情勢だ。
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今回の取材でお邪魔した際、「Q10」の実機をお借りして、開発陣の方々を撮影させてもらった。扱ってみた感想は、とにかく小さい! 「名刺大」という触れ込みは本当で、実際に名刺と比べてみたら、若干カメラの方が小さいくらいだった。
こんなに小さなカメラなので画質はどうなんだろうか。取材の中では確か、超小型を実現するために、画質は割り切ったという話だったので、失礼ながら、ちょっと疑ってかかっていた。何の何の。撮った画質は鮮明で美しかった。
また、プラスチックが使われているボディーは様々な色合いに対応、エヴァンゲリオンとのコラボも実現した。やろうと思えば、いろんなコラボができるだろう。多くの可能性を秘めたカメラだ。
開発陣の小型化やカラーバリエーションにかける思いを聞き、購入しようか真剣に考えている。(今井裕治)