KDDIは「販売計画より上ブレで推移している」(田中孝司社長)というアイフォーン5が業績を底上げ。ソフトバンクも「ネットワーク改善努力が利用者に好感されている」(広報室)といい、純増数では13カ月連続の首位を守った。
これに対し、ドコモはアイフォーンを取り扱っていないうえ、1月22日に春商戦向けの新機種を発表。買い控えもあり、純減となった。
昨年来のドコモの苦戦を踏まえ、NTTの鵜浦博夫社長は6日の決算発表会見で、アイフォーン投入について「ドコモの意思を尊重する」としながらも、「ユーザーのニーズに応えることも必要だ」と指摘。投入に含みを持たせている。