販売台数で快走を続ける「アクア」(トヨタ自動車提供)【拡大】
新車は「水物」といわれる。数年のサイクルでモデルチェンジをするのが普通だが、その間に経済情勢やユーザーの好みが変化し、開発当初のコンセプトが発売時には受け入れられなくなることもある。
メーカー側は開発期間を短縮し、そうしたリスクを極力抑えようとしているが、最終的には売ってみないと分からない。
昨年の新車(軽自動車を含む)の販売ランキングをみると、上位10車種のうち、5年前の平成19年にもトップ10に入っていたのは5車種しかない。首位になったトヨタ自動車の「プリウス」も、5年前は圏外。今年はトヨタの「アクア」が独走しそうな気配だ。
国内の新車市場は昨年、エコカー補助金の恩恵で前年比27・5%増の536万台と4年ぶりに500万台を超えた。だが、それでもピークだった平成2年の777万台に遠く及ばず、日本自動車工業会によると、今年は再び500万台を割り込む見通しという。