日本発着のチャーター便数【拡大】
下期は日中関係の悪化が響いて落ち込む見通しだが、12年度全体では10年度の7867本を上回って過去最高となる可能性がある。
JATAの吉田利直・海外旅行推進部副部長は「航空会社の路線撤退が相次ぎ、代替手段としてもチャーター便が増えているようだ」と分析する。
定期便不足にあえぐ地方の営業攻勢も増加の背景にある。15年春に北陸新幹線の金沢延伸を控え、富山空港の需要減が危惧される富山では、県の誘致活動が実り、JTBなどが5月にバンコクとの間を結ぶ初の相互便を運航する。
県の総合交通政策室は「立山黒部アルペンルートの人気がアジアで高まっており、今回の運航を観光客の増加につなげたい」としている。