全面改良したクラウンの前でポーズをとるトヨタの豊田章男社長=25日、東京都渋谷区【拡大】
トヨタ自動車が、2014年の世界生産台数(トヨタ、レクサスブランドの合計)を950万台とする計画を立てていることが20日、明らかになった。過去最高を更新し、初の900万台超えとなる。グループのダイハツ工業、日野自動車を含めると、史上初の1千万台超えが確実となる。
13年の計画はトヨタ単体で879万台で、国内は302万台。14年の計画は国内を300万台とし、豊田章男社長が「公約」としている雇用の維持を図る。
また、12年に過去最高の販売を記録したインドネシア、タイなど、販売の伸びが著しい東南アジアを中心に、13、14年ともに海外生産を大幅に拡大させる。
世界生産は拡大させるものの、固定費削減のため今後3年間、新工場の建設は行わない方針を示しており、既存の生産設備の増強や運用見直しなどで、生産増に対応する。
トヨタは12年、北米、東南アジアの需要増や国内のエコカー補助金効果などで、2年ぶりに販売世界一を奪還している。